見えない税金 インフレ

最近、モノの値上げ記事が目立ちます。

政府は年2%の物価上昇を目論んでいましたが脆くも崩れ去り、面目丸潰れ状態です。
ちなみに年2%で物価が上がっていくと、100円のものが1年後に102円になっています。細かい計算は抜きにして10年経つと100円⇒120円になっています。

10年後も100万円という額面は変わりませんが、
100万円(100円×10,000個)⇒100万円(120円×8,333個)と買える個数が大幅に減っています。厳密にはモノの価値は変わらないため、お金の価値が毀損したことになります。これが見えない税金と言われるインフレです。持っているお金の額面は変わりませんが、通貨の購買力が落ち、目減りします。

これと同じく、借金の額も目減りします。
100万円という借金の額面は変わりませんが、10年後には借金額は実質80万円になっています。

これを利用しようとしているのが日本国=政府です。年2%の物価上昇を10年続けると1000兆円の借金が額面は変わりませんが、実質800兆円の借金に目減りします。政府が年2%の物価上昇を目論んでいる本当の理由は景気をよくしたいからではなく、この膨大な借金を目減りさせるためです。

日本国の借金は1000兆円を超え危機的状況といわれることもありますが、借金1000兆円の大半はアメリカに貢いだお金です。今は米国債という証書に置き換わっています。しかもこの米国債は絶対に売らせてもらえません。売った瞬間アメリカはデフォルトしてしまうからです。

その昔、故橋本龍太郎首相が何かの講演でうっかり「米国債を売りたい衝動にかられたことがある」と発言。その日のNYダウは大暴落。米国債を売られた瞬間アメリカは終わるので、暗殺やスキャンダルなどの手が打たれます。
事実、橋本氏は病死という事になっていますが非常に不審な死に方で、米国債売却発言で暗殺されたであろうというのが有力です。そのような背景もあり、日本はアメリカを支え続けなければなりません。円はドルと心中するしか選択肢はありません。

世界最強通貨である円がドルに巻き込まれ、価値をどんどん下げています。それがモノの値上げにつながっています。

円だけを保有するリスクが日に日に高まっています。